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   常設曲ギャラリーC
〜Natural Orchestra by Musical Artisans〜



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◆協奏曲タイプの作品◆   

※フルート協奏曲<白鷺の舞>を、WAVファイルで公開しました。
 [2011年9月12日] 森さちや

※作曲家コンクール入賞曲、<蝶の覚醒〜オーボエのための六重奏曲〜>
を公開しました。 [2011年3月6日] 森さちや

 この「常設曲ギャラリーC」では、森さちやの協奏曲タイプの作品を、
 全曲を通して聴けるようにしています。

 独奏楽器は、順に、オーボエ、ヴァイオリン、ピアノ、です。

 独奏楽器のソロパッセージや、オーケストラとの掛け合いなど、聴きどころ満載です。
 どうぞお楽しみ下さい。

  このページの3曲は、WAVファイルで公開しています。


こちらはオーケストラ版(原曲)

蝶の覚醒



―Oboe & Orchestra―


(9:08, 約93MB, WAVファイル)

[2011年2月27日公開]


作品集≪協奏曲の宴≫に収録




 バロック風のオーボエ協奏曲をイメージして作曲しました。
 オーボエソロが活躍します。
 バロック時代のオーボエ協奏曲(アルビノーニ、マルチェッロ、J.S.バッハなど)や、モーツァルトのオーボエ協奏曲を参考にしています。

 曲の構成ができた後に、オーボエの曲をたくさん聴き込んだせいか、オーボエソロの部分を書き加える際には、溢れるようにオーボエらしいメロディーが湧き上がってきました。長短2回のカデンツァは聴き応えがあると思います。
 1回目は12小節(4:30〜)、2回目は33小節(6:30〜)続きます。
 また、1回目のカデンツァの前の、オーボエとオーケストラの掛け合い(3:58〜)も聴きどころです。

 バロック音楽にオーボエの名曲が数多くあり、バロック時代の楽器編成とオーボエの相性がよい―オーボエは花形管楽器であった―ことを踏まえて、バロック時代の編成に近い楽器編成を選びました。特に、ハープシコードを起用したのはそのためです。
 
 2009年8月作曲、ニ短調。短調のオーボエ協奏曲で、数多くの曲に採用された調性です。
 オーボエの最高音域では、Dの音までが美しい音色を出しやすいため、この調性が選ばれやすいのだろうと思います。
 (バロック音楽の上記3人は、3人ともニ短調のオーボエ協奏曲を作っています)
 
楽器編成:ソロ・オーボエ、フルート、イングリッシュホルン、クラリネット、ファゴット、ホルン2、ハープシコード、弦楽器群(ヴァイオリンT・U、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)。


こちらは室内楽版
(コンクール入賞曲)

蝶の覚醒


―Oboe Sextet―

(9:06, 約92MB, WAVファイル)

[2011年3月6日公開]


 上記の曲を室内楽向けに編曲しなおした作品を、東京国際芸術協会主催、第9回TIAA全日本作曲家コンクールの室内楽部門に応募したところ、「入選」をいただきました。
 応募規定にあわせるため、ハープシコードはピアノで代用せざるを得ませんでした。そのため、バロック調の編成や曲風にはこだわらず、規定の範囲内で原曲の持ち味を出すことを心がけて編曲しました。
 オーボエと、他の楽器との掛け合いや絡みが聴きどころで、室内楽の楽しさを味わえる作品に仕上げられたと思っています。

楽器編成:ソロ・オーボエ、フルート、クラリネット、ファゴット、ピアノ、コントラバス。

 なお、審査は、[譜面審査]+[音源審査]で行われました。


白鷺の舞



―Flute & Orchestra―


(8:14, 約83MB, WAVファイル)

[2011年9月12日公開]


作品集≪協奏曲の宴≫に収録







 フルート協奏曲タイプの管弦楽曲です。
 華やかな、速いテンポの舞曲です。
 
 私の自宅の北側には、浅川という小川があり、その川の土手を散策していると、しばしば白鷺に出会います。その一帯を縄張りとしているのでしょう。
 翼や脚の長い白鷺の優美な飛翔をイメージして、曲を書いていきました。
 
 この曲の主な聴きどころは、白鷺が飛び立つシーンを想定した部分(0:55〜1:10)、フルートとオーケストラの掛け合い(4:11〜)、終盤のカデンツァでのフルートソロ(6:02〜6:53)などです。

 テーマメロディーの最初の4つの音符は、モーツァルトのピアノソナタ K.331 の第1楽章のテーマと同じ階名の音を使っています。調性が異なるので、音の高さは違いますが。
 モーツァルトのこのピアノソナタは変奏曲ですが、<白鷺の舞>は、ロンド形式の曲です。
 繰り返されるテーマ主題部の編曲の際には、モーツァルトのこの変奏曲を多少参考にしました。

 モーツァルトの作品の中には、フルート協奏曲のほかに、<フルートとハープのための協奏曲>という、大変チャーミングな協奏曲があります。その曲でのフルートとハープの対話の魅力は捨てがたく、<白鷺の舞>の楽器編成にも、ハープを加えました。
 楽器編成は、全体としてはモーツァルトの時代の編成サイズに近いものですが、打楽器類やラテンパーカッションを加えて現代的なサウンドに近づけています。
 
 2009年11月作曲、ニ長調。フルートの楽器特性と、相性のよい調性です。

楽器編成:ソロ・フルート、オーボエ、クラリネット2、バスクラリネット、ファゴット、ホルン2、グロッケンシュピール、シロフォン、チューブラベル、ティンパニー、シンバル、スネア、ラテンパーカッション(トライアングル、コンガ、マラカス、クラヴェス)、ハープ、弦楽器群(ヴァイオリンT・U、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)。


運命の変容




―Violin & Orchestra―


(9:15, 約94MB, WAVファイル)

[2011年1月6日公開]


作品集≪協奏曲の宴≫に収録









 ヴァイオリン協奏曲タイプの管弦楽曲で、ヴァイオリンソロが縦横無尽に躍動します。 短調の速いテンポの曲です。
 
 ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調“運命”からいくつかのアイデアを得て、作曲しました。主なポイントは以下の3点です。
@“運命”交響曲の第1楽章の主題を変形したモチーフを、この曲<運命の変容>のテーマ主題にしています。
A“運命”交響曲の第1楽章の第2主題導入部に、ホルンのファンファーレがありますが、そのホルンと類似のメロディーを、展開部の冒頭(3:14〜)に置いています。
 ベートーヴェンはホルンのファンファーレをひとつのエピソードとして扱い、それをさらに展開しませんでした。私はそのことを残念に思いますので、この<運命の変容>ではホルンの類似メロディーをさまざまなバリエーションで展開してみました。
B“運命”交響曲は、短調の曲ですが、第3楽章〜第4楽章にかけて連続して演奏される際に、楽章が変わると同時に長調に劇的に転じます。この<運命の変容>では、ヴァイオリンの長い最後のカデンツァ(6:30〜7:31)が終わり、オーケストラが復帰すると同時に、ニ短調からニ長調に転じます。
 
 古典派のヴァイオリン協奏曲の路線で作曲しました。ベートーヴェン的な(硬質な)モチーフをモーツァルト風に(柔和に)作曲する、という課題に挑戦してみた曲です。

 この曲では、曲想が何度か大きく転換します。曲全体の構成変化や、何度も登場するヴァイオリンとオーケストラとの絡み、カデンツァでのヴァイオリンソロなどが、この曲の聴きどころです。
 
 2009年3月作曲、ニ短調。ソナタ形式に準じた3部形式です。
 
楽器編成:ソロ・ヴァイオリン、フルート2、オーボエ、クラリネット2、ファゴット、ホルン2、トランペット2、グロッケンシュピール、シロフォン、チューブラベル、ティンパニー、シンバル、弦楽器群(ヴァイオリンT・U、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)。


西方浄土



―Piano & Orchestra―

(7:03, 約71MB, WAVファイル)

[2011年1月6日公開]


作品集≪夢の国へ≫に収録


 “浄土”のイメージを持つ曲を作ってみようと思いました。
 クラシック音楽の中では、最もそのイメージに近いのが、モーツァルトのピアノ協奏曲の第2楽章で、とりわけ20番以降のものからは、どれもその印象が得られます。
 そこで、モーツァルトのピアノ協奏曲第24番・第2楽章をモデルとして、同じ変ホ長調で、ほぼ同じ楽器編成(※)で、曲の構成も参考にして、ピアノと管弦楽のための曲を作ってみました。

 2008年4月作曲、変ホ長調。
 
※<西方浄土>の楽器編成:ピアノ、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット、ホルン2、弦楽器群(ヴァイオリンT・U、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)。モーツァルトのピアノ協奏曲第24番・第2楽章とは、フルートとファゴットの本数が異なるだけです(後者はそれぞれ1本と2本)。
 どちらも、ほぼ標準的な2管編成のオーケストラです。ただし、トランペットと打楽器はありません。


作曲・編曲・ピアノ:森 さちや
演奏・録音:森の音楽工房 Musical Artisans

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※ノートパソコンでお聴きの方へ
 普段お使いのヘッドフォンをパソコンに接続してのご試聴をお勧めします
 理由:音質が多少とも改善されます。
  1.音割れがなくなります。
  2.パソコン自体の雑音をカットできます。
  3.音が金属的でなくなります。
  4.低域の音が出るようになります。
 (ただし、3と4についてはヘッドフォンにより効果が異なります)

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